KIT虎ノ門大学院 フューチャーセッション講演

2016-07-19

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KIT虎ノ門大学院さんで実施されました「フューチャーセッション」に参加・登壇させて頂きました。

フューチャーセッションとは

意思決定や合意形成のための場ではなく、つねに問いを開き続けることで、参加者自身が目的を創り出し、主体的に実行することを促す創意形成の場です。
いわゆる有識者会議とは異なり、一部の専門家ではなく、より広範なステークホルダーが参加するところに特徴があります。

今回のテーマは「働いていない時間のデザイン~残業から産業へ~」ということで、この度残業協会へお声がけ頂きました。

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野村教授による渋谷4.0プロジェクトの講演
kaicyou
会長はゲストとして講演させて頂きました。

開催の様子は以下抜粋のような形になります。

KITフューチャーセッションネットワークが主催する、
「働いていない時間のデザイン -ザンギョウからサンギョウへ-」を開催しました。
当日は19時開始のスケジュールでしたが、皆さん残業せず参加してくださり、
隣の虎ノ門ヒルズのオフィスエリアの窓に所々こうこうと明かりが点いているのを横目に、
このセッションはスタートしました。

今回のゲストは日本残業協会の藤橋遼さんとK.I.T.虎ノ門大学院の野村恭彦教授。
藤橋さんからは、日本残業協会をはじめとした活動のご紹介から、
残業とは、残業の新たな考え方、残業から生まれるサービスへの展望についてお話しいただきました。

また、野村教授からは、渋谷区を舞台としたまちづくりのイノベーティブな取り組みについてお話しいただきました。
ゲストトークからはじまり、ワールドカフェ、マグネットテーブルなどのセッションを重ねることで、
今まではよく考えたことがない、なんとなくよくないものかなというイメージでとらえていた残業が、
残業とは何か、残業には種類があるという理解、そして周りの残業に自分事でどうかかわっていけばよいかという思考の変化が
参加者の皆さんの中で生じていた様子でした。

6つのグループがプロトタイプしたアイディアは、
残業を楽しくすること・残業そのものを減らすこと・残業を減らして生まれる時間に取り組むこと、と
本当に多種多様でした。

しかし、自治体や複数企業など、だれかと共同することによって実現されるアイディアだったということが共通点でした。
これらのアイディアが日本残業協会のような活動や、ナイト・タイム・エコノミーと呼ばれる考え方の推進などに支えられ、
残業を取り巻くビジネスやサービスとして実現する日はもう間もなくなのかもしれませんね。

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短い時間の中で各グループで作成した未来の報道新聞。
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グループ毎に案を発表します。

最後は、セッションを今後の自分の活動にどう活かすかを各自発表して終了です。

限られた時間の中で様々な業種の方とアイデアから結論までを出し、明日へ繋げるという時間は非常に有益でした。
フューチャーセッションは他にも様々なプログラムで実施されているようなので、ご興味のある方は是非ご参加頂ければと思います。

詳細はこちらからもご覧頂けます。

OUR FUTURES「働いていない時間のデザイン~残業から産業へ~」
https://www.ourfutures.net/sessions/1795/report#session-tabs

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